神楽場遺跡 かぐらば


神楽場遺跡(かぐらばいせき)

 

神楽場遺跡は、今から約4千年前から2千6百年前、縄文時代中・後・晩期、古墳時代中・後期の集落跡です。市内の同時期の遺跡の中で最も規模の大きいもののひとつです。

遺跡は、台地全体と北縁の河岸段丘上に広がっており、5基の古墳が確認されている古墳群も所在します。

 平成17年8月に大泉寺霊園造成工事に先立ち、佐倉市教育委員会が発掘調査(確認調査)を実施しました。

 発掘調査の結果、竪穴式住居跡20軒(縄文時代中期19軒、奈良平安時代1件)、土坑16基(縄文時代中期14基、奈良平安時代2基)、古墳周溝1条(神楽場4号墳)が発見された。また、多くの翡翠の玉、原石も発見されています。

 やすらぎ霊園の中には神楽場4号墳が保存され、説明板が設置されています。霊園は、これらの竪穴式住居跡などを地下に保存しながら盛土造成して建設されています。               


(「説明板」佐倉市文化委員会)

  
   
神楽場4号墳   
   
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